パーツの貼り合わせ加工
大した内容ではありませんが、ウォルナットの芯材に、メープルなどの表層材を張り合わせる時の、手順を紹介します。
ボール盤に4㍉のドリルを付けてます。ドリルは、貫通する手前で止まるように、ストッパーをかけておきます。
赤いレバーは、材を固定するトグルクランプ。焦げ茶色のウォルナットは芯材、これに張り合わせるのが、白いメープル。それぞれの面が合うように、マークを入れておきます。
余白を残した、メープルの墨線に合わせて、型通りに加工した芯材を乗せて、トグルクランプで固定し、片面2箇所に穴を開けます。裏表で、合計4箇所ですね。
小さな穴の深さを測る、自作の丸棒定規。穴深さが約6㍉なので、9㍉のダボを作ります。あんまりサイズが小さいと、加工し難いです。
写真左の小型ベルトサンダーで、面取りした4㍉丸棒を、右の卓上小型テーブルソウで、定寸カットします。機械を同時に動かして交互に加工し、効率的に作業します。カットされたダボはノコ刃に弾かれて、中央のケースの中に、勝手に収まってくれます。
メープルのほうにダボを埋め込みます。芯材のウォルナット側に、ゼリータイプの瞬間接着剤を塗ります。輪郭に沿って塗ってやると、張り合わせで出来る隙間を、接着剤が埋めてくれる結果になるので、都合がいいです。
万力で圧縮固定。材の数だけ万力があれば良いんですが、そういう訳にもいきませんね。圧縮時間は、次のパーツ加工が終わるまでの、ほんの数分です。瞬間接着剤なので、それで不都合はありません。
そうは云っても、接着を確実且つ、迅速に行いたいので、一通り加工が済んだら、今度はセッター(硬化促進剤)な雰囲気の中に、材を置いてやります。密閉ケースに、セッターを付けた綿棒を、材と一緒に置いて、しばらく放置します。
セッターは、直接材に塗布したほうが、大きな効果がありますが、密室で多量のセッターな空気の中に身を晒す事は、身体への悪影響がありますから、成るべく避けたいです。
ので、このように密閉したケース内の、微量なセッターの雰囲気で、効果促進の手助けをする程度にしています。
セッターの注意書きを、載せておきます。使用には充分注意して下さい。
使用者の健康を害する畏れが有ります。
私の使用では、材に直接塗布しませんし、付着した成分も揮発するか、このあとのサンダー加工や、水研ぎなどで、ほぼ全て除去されると思われますが、如何でしょうか。何か情報お持ちの方が、いらっしゃりましたら、お知らせ下さいませ。